ある意味、毒親でよかった?機能不全家族から学んだ、5つの教訓と実体験

マインド

辻堂タロット占いサロンSHINのオーナー兼、タロメディアのライター秋本栞里です。神奈川県藤沢市で対面鑑定をしております。

このサイトではタロットカードにまつわることや、生きやすくなるためのヒントを発信しています。前回に引き続き、今回も毒親がテーマになります。よろしければ過去の記事もご覧ください。

 

当時はつらかった

つらい経験しかなかったといっても過言ではない幼少期。うちの場合は両親ともに毒親でしたから、それはもう家庭がイヤでイヤでしかたありませんでした。

暴力、暴言、人格否定などいろんなことをされてきましたが、テーマがずれてしまうので、それについてはまた別の機会に記したいと思いますが、さらっと家庭の紹介を。

 

■父…酒乱、妻と子へ家庭内DV、金にだらしない、結婚前に借金があり義父(わたしの祖父)に返済してもらう、パチンカス、怒りのコントロールができない、女性差別、古い男性観、世間体に縛られている(外面だけはいい)、鬱的傾向あり(睡眠薬服用)、恐怖で人を支配するタイプ、わたしへの暴力・性的虐待(非接触)、劣等感が強すぎる

■母(当時)…ホルモンバランスが悪い、喜怒哀楽の喜楽がない、すべてに対して否定的、口調が攻撃的、悲劇のヒロイン、この世の全員が敵、でもお母さん業はちゃんとやる

数年前に2人は離婚。父は家族全員に絶縁されています。近況は知りません。

母への想い


両親から学んだことを話す前に、当時の母の様子をお話いたします。母とは今でこそ和解して、適度な距離を取りながらそれなりに仲良くなっておりますが、一時期は縁を切る寸前までこじれていました。

わたしの母は、家庭での役割・母としての役割など「業務」という面ではかなりしっかり果たしてくれていたと思います。親子・夫婦喧嘩があった翌朝でも毎日ご飯を作ってくれましたし、仕事から帰ったあとも手を抜かず、一から夕食を作ってくれていました。

勉強が好きだったわたしに対しては、勉強絡みではお金を惜しまないでくれました。歯列矯正も受けさせてくれましたこうやって思い返すと、「実はいろいろしてくれていた」というのがわかります。だからこそ、母とは最終的に和解できたように思います。

 

  • コミュニケーションの良しあしはともかく、「母親業」はきちんとやってくれていた
  • 今はそこに感謝している
  • 母も父からのDV被害者。当時は母なりに必死だった

憎くて仕方なかった

当時はそんな母の「いい面」を受け入れる余裕なんて、1ミリもありませんでした。母に言われてきた酷いことにこだわり、「絶対に許してやるもんか」という気持ちが強かったからです。

わたしの父親(両親は離婚し、わたしは絶縁しています)は、母とわたしに暴力を振るっていました。そのせいかわかりませんが、母はわたしが殴られることに対して鈍感でした。見て見ぬふりというか、弟を連れて隣の部屋に行くなどするので、その場面を見てすらいないわけですね。

ある程度大きくなった時に、そのことを非難したことがあります。謝ってくれることを期待したら、「だってあんたが悪いんでしょ」と言われました。「ああ、そういう認識なんだ」って妙に冷静になったのを覚えています。時の流れというのは、すごいものです。色んなことを乗り越えることができました。そして母を許すことができたのには、誰よりも自分が一番驚いています。

当時の母の様子

当時の母は、異常なほどイライラしていました。ホルモンバランスがよくなかったと、母自身が昔を振り返って言っています。PMSPMDDが酷かった、もしくは若年性更年期障害だった可能性があります。

 

  • 半径2メートルの距離でもイライラしているのがわかる
  • すぐに声を荒げる
  • モノで叩く
  • 子を否定する。肯定的なことはほぼ言わない
  • 他人への悪口が限度を超えている。すぐに「あの人頭おかしい」など言う
  • 被害者意識が強い、人を見下している
  • 決めつけが激しい。固定観念が強い。柔軟な発想ができない
  • 怒りのコントロールが下手

PMS自体は本人のせいではありません。しかし本人も周りも苦しむほどなら、治療が必要です。イライラ・八つ当たりといった特徴的な症状が出ているのに治療をせず、なにも知らない小さい子が巻き込まれるのは、あってはいけないことだと思います。

当時の母はいつも具合が悪そうで、家事以外は寝てることが多かったです。はつらつとした姿や、生き生きとして楽しそうな母の姿は、その当時見たことがありません。母も毎日夫婦喧嘩をしていたせいで、メンタルが病んでいたのでしょう。一方で離婚してからの母は、憑き物が落ちたように穏やかです。

当時の母のふるまい

当時の母はいつもカリカリしていて、普通に歩いているわたしに対して「足音がうるさい!!」と怒鳴りつけるほどでした。母がイライラしてない日は一日もなく、負の感情に振り回されるわたしの心は、いつもチクチクと痛んでいました。

 

  • 自分と子どもの境界線があいまい
  • 子どもの意思を尊重しない
  • 子どもはいつも間違っているという前提
  • 自分が一番大変という価値観
  • 楽しいこと、いいことに目を向けられない
  • 羨ましいなどの感情に素直になれず、批判に走る

当時の母のふるまいは、このような感じでした。大人になってからこういう人に出会ったら、確実に距離を置きます。昔のこととは言え、こういう人がいたら絶対に関わりたくないですよね。

当時はとても困りましたが、ある意味反面教師として役立っています。怒りはコントロールしなきゃいけないんだなとか、自分の心は自分で満たさなきゃいけないんだなとか…。

機能不全家族でよかった点

普通の家庭で育ってきた人ほど、結婚してから苦労する人が多いと聞きます。両親がうまくいっていた家庭の人は、「親が普通にやっていたんだから、自分にもできる」と思い込み、結婚生活を甘く見ているところがあります。でも実際は結婚してからの方が大変なことが多いですよね。きちんと向き合える夫婦でなければトラブルを乗り越えられず、長続きしません。

わたしはうまくいっていない夫婦に育てられたことで逆に、「間違い」をたくさん学べたのでありがたいと思っています。彼らがやってきたことと逆のことをすれば、正解ではないにしろ、間違いは避けられるわけですからね。

毒親に育てられるとこうなる

父に対しては恐怖と、見下しの気持ちがありましたから、あまりわかってほしいとは思いませんでした。一方で母親には、「受け入れてほしい」「存在を丸ごと肯定してほしい」という気持ちがありました。そう思うと、母親というのは不思議な存在ですね。

でも思ったように気持ちが通じず、完全には受け入れられないのがわかると愛情は冷め、悲しさ怒りだけが残りました。行き場のない気持ちは、やがて自分自身を傷つけるという方向に向かいました。

  • 摂食障害(拒食症・過食嘔吐)
  • 解離性障害
  • 睡眠薬
  • 自殺願望・致死念慮
  • 自己否定的性格
  • アダルトチルドレン
  • 愛着障害

不幸比べは意味がない

高校時代に頼んでも連れて行ってもらえなかったので、大学生になってから自分で心療内科に通いました。そこにはたくさんの苦しんだ女の子たちがおりました。その中にはおそらく、わたしよりももっとつらい経験をされてきた方もいたのかもしれません。

「勉強をさせてもらえただけ恵まれている」などと直接言われたことはありませんが、「自分はもっとつらかった」というアピールをされたことはあります。実はこういった不幸比べを、当事者はしがちです。わたしはこの、毒親育ち独特の不幸比べが苦手です。「自分の方がつらい」と言っても、なんの意味もないからですね。

人のつらさは、相対化できるものではありません。他人のつらさを否定することはしませんが、不幸比べは惨めになるだけなのでやめましょうといいたいです。心の傷というのは人それぞれですし、それぞれに根深いものです。

つらさは相対化できない。不幸比べは惨めになるだけなので、しない方がいい!

(元)毒親から学んだこと

今は関係が修復しているので「(元)毒親」と表記させていただきますが、その母を反面教師にして学んだ5つの教訓がこちらです。

 

  • 人の悪口を言わない
  • 自分の感情は自分で面倒を見る
  • 人を否定しない、いいところに目を向ける
  • アドバイスをするにしても、まずは肯定する
  • 好きな人にこそ「大好きだよ」「愛しているよ」ときちんと伝える

毒親育ちの最大のメリットは、親を反面教師にできることです。幼い頃に不正解な対応をさせることは不幸だと言えるかもしれませんが、意外にも大人になってから、それまでの経験が武器になることがあります。

酷いことをされた経験や、理不尽な目にあったことがないと、社会に出てから初めてイヤな場面に遭遇する人もいて、そういう方は簡単に打ちのめされてしまいます。彼氏や夫となる人が、人生初めて出会う「おかしい人」であることもあります。

大人になってからの挫折って、結構心にくると思うんですよね。普通家庭で育った方は、挫折に弱い側面があります。一方で毒親育ちはある意味鍛えられてますから、「あの時の問題に比べれば、これくらいなんだ」と思えるわけです。実はこれってすごいメリットなんですよね。

子育てをする上でも有利だと思います。自分がされてイヤだったことを、しなければいいだけですから。普通家庭で育った人よりもしかすると、毒親サバイバーの方が子育てが上手いかもしれません。

まとめ

「普通家庭で育った人より、毒親育ちの方が子育てがうまいかも」とはいっても、毒親家庭に育った人で、結婚にいいイメージを持っている人は少数です。わたしもそのうちの人です。「人生のパートナーとなる人に出会えたら、幸せだろうなあ」と思う一方で、結婚そのものにはなんの憧れもありません。

おそらくこのままいけば、結婚する人生は選ばないとは思います。自分の子どもは半ば諦めています、子どもは好きですので、養育里親になりたい願望があります。社会貢献といってはおこがましいですが、自分の経験をこういった形で活かせれば幸せだと思っています。

そのためにも、もっとしっかりした大人にならなければと思いますね。毒親に育てられたことを、わたしは悲劇で終わらせようとは思っていません。強みとして活かして、今後に繋げようと思っています。

過去を見るのはやめて、今を見ましょう。誰よりも幸せになって、誰よりも得をするつもりで生きましょう!

毒親に悩んでいる方、克服できていない方、占いという形であなたの心に寄り添うこともできます。※心理カウンセリングではございません。

興味があれば、他の記事もご覧ください。少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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